株式売買の技術

売買技術を磨き、変動感覚を身につけ、うねり取りを究める

株式売買上達のために

自分の過去を振り返る

 初めて株式を売買したのは20代後半だった。もう20年以上前のことなので詳細は憶えていないが、初めての売買は松井証券ヤマハだったと思う。

 株式、商品先物、FXと儲かりそうだと思うと次から次へと手を出した。

 それから必勝法を求めてネットや書籍を探し回り、これはと思う方法をいろいろ試すが勝ったり負けたりを繰り返した。伝説の聖杯を探し求める信者のように、失敗ばかりの売買から救い出してくれる在りもしない聖杯を探し回った。

 夢を追い求め20年が過ぎた。一生夢ばかり追いかけて結果が出せないのだろうか。

自分を変えたい

 投資に関する書籍は何冊も持っている。聖杯を探し求めて様々な本を買った。

 そんな本の中に、立花義正氏が書いた「あなたも株のプロになれる」という本がある。株式売買を始めた頃に林輝太郎氏の書籍と一緒に買った本だ。

 それらの本には、株式や商品先物の売買は上手い人と下手な人がおり、正しい筋道で練習すれば上手くなると書かれていた。

 その本で紹介されていた大きな方眼用紙にチャートを描いた時期もあったが、すぐに儲かる必勝法を求めていた私はその本に従うのをやめてしまった。

 私が試した様々な売買方法はどれも成功者がおり、その方法は決して勝てない方法ではないと思う。どの方法も優位性があり、続けていれば何がしかの結果が出ていたに違いないと思った。

 そこで私は一つの方法論を信じ、それを極めるまで続けることに決めた。

 私が信じるのは、林輝太郎氏や立花義正氏の考える株式売買の考え方である。

 

 このブログを始める理由は、心の弱い私が何がしかの形で決意を表明することで、また夢を追い求め聖杯を探したくなる気持ちを抑える一助になると考えたからだ。それから売買の記録を残すことで、過去の売買を振り返ることができ売買上達に役立つだろうと考えている。